この記事では資産運用を絶対やるべき理由を解説していきます。
個人的意見なのであくまで参考程度にしていただけると幸いです。
最も重要なことが書いてある内容が目次の4からですので、そこにジャンプしてもらってもかまいません。
内容
日本での「投資」のイメージ
日本での投資のイメージは以下の通り。
・お金がなくなる
・ギャンブルだ
投資は「怖い、危ない」「お金がなくなる」「ギャンブルだ」などのように危険な認識をされているイメージが強いです。
それどころか、お金の話をすること自体、日本では「汚い話」「悪だ」のように暗黙で何かいけないことのように認識されています。
日本ではお金に関する教育が全く行われていない
世界的に見ても、日本はマネーリテラシーが低いと言われています。
簡単に言えば、日本人はお金に関する知識が乏しくお金に関して馬鹿だということです。
日本の家庭でのお金の教育
日本ではほとんどの家庭で子どもの頃から親に「お金は貯金しなさい」と教えられます。
特に、お年玉なんかは典型的な例ですね。
そのせいか、
日本では貯金思考が非常に強いです。
その理由として「将来何が起こるか分からない」「老後を豊かに生活するため」など、今の生活より何十年もの先の未来を心配している人が多いみたいです。
日本の貯金思考は歴史やメディアなどいろんなものが影響していると思いますが、非常に根強く、このこびりつきはなかなか取れないと思います。
貯金はオススメしない
今持っているお金すべてを貯金に回すことはオススメしません。
特に、10年以上使う予定のないお金は絶対資産運用に回すべきだと個人的に思います。
貯金してもお金は増えません。これは断言できます。
今と昔の預金金利(利子)は全然違います。
今と昔の違いを見てみましょう。
過去の歴史では「貯金」が最強!?
我々の親世代やおじいちゃんおばあちゃん世代では貯金をしていたら、利子がつきお金が増えていく時代がありました。
いわゆるバブル世代です。
年率の預金金利が6%以上の時代も存在しました。
いいなぁ〜。
5%くらい預金金利があれば、貯金していくだけで利子がつきお金がどんどん増えていきます。
何もしなくても貯金していればお金が増えていくのだから貯金しますよね。
しかし、今は全然違います!
現在の銀行の預金金利は?
今現在の日本の預金金利はほぼ0%、正確に言えば平均0.01%程度です。
この金利の低さを例え話にします。
仮にあなたが友達に100万円貸したとします。いつ返してくれるのかハラハラしながら、待ち続けること1年間・・・。友達はやっと返してくれました。友達はお礼に100円のジュースをおごってくれました。えっ、100万円ものお金を貸したのにたったの100円!?1年間も待ったんだから、焼肉くらいおごってよぉー(心の叫び)。
銀行に貸しているのはこれと同じです。100万円も預けたのに1年間でたったの100円です。
これはまだむしろ高い方で、実際にはもっと低いです。
マイナスにならないだけマシなように思えますが、よくよく考えると貯金すると損することもあります。
例えば、コンビニでお金を引き出すときに時間外手数料を取られることがあります。
一回手数料を取られるだけでもう年間の利子を軽く超えて大幅マイナスです(笑)
通帳の記入欄が埋まり新しく通帳を作ったりすると1000円くらい発行手数料が取られてしまうこともあるみたいです。
私は貯金はむしろマイナスになる可能性が高いのでは?と感じてしまいます。
貯金のメリット
唯一のメリットは、日本ではペイオフといって金融機関が破綻しても、預金保険機構が元本1,000万円までとその利息の払い戻しを保証する仕組みがあるので1000万円までの預金なら安心に預けていられる点です。
家にタンス預金として1000万を置いておくのはさすがに危険なので、銀行に預けていた方が安心ですよね。
貯金のリスク
将来何が起こるかは分かりません(唐突)。
もしかしたら、預けた1000万円を引き出そうとしても自分のお金なのに下ろせなくなるかもしれません。
えっ、何そのリスク?そんなことありえるの?
特に、国民が一斉に銀行からお金を引き下ろすようなことが起これば、銀行は必ず引き出す金額に制限をかけると思います。
今でも大金を引き下ろすときには銀行側から理由などを聞かれて簡単に引き出せないようです。
日本の財政
例えば、日本では現在、歳出に対して歳入でまかなえるのが3分の2くらいらしいです。
簡単に言うと、使うお金に対して税金で集めるお金の方が全然足りていないということです。
毎年、国の借金が膨れ上がっています。
これは絶対おかしいですよね。
我々人間で例えると、月の給料が手取り20万円の人が家賃や光熱費、食費などで30万円かかっているのと同じですよ(笑)
ど〜する〜、アイフル〜(チワワが見つめる)♪(古いかっw)
この借金の返済は将来の世代の税収等があてられることになるため、将来世代(我々や若い人たち)へ負担を先送りしています。
とりあえず、財政赤字を解消するために国債を発行し日銀がそれを大規模に買い続けています。
日本は自国で解決している状態なので大丈夫だと言われていますが、何かをきっかけに「日本がヤバいぞ」となりパニックが起きるかもしれません。
今受けているさまざまな行政サービス(医療・介護、教育、年金、警察・消防など)が、当たり前ではなくなる可能性だってあります。
そういうときに預金封鎖が起こって預金の引き出しが制限される可能性だってあります。
貯金の最も恐ろしいリスクとは
「貯金」についてまず伝えたかったことは一概に銀行に貯金しておけば安心というわけでもないということです。
しかし、「日本の将来がヤバい」とか「預金封鎖がされるかもしれない」といったリスクを考える必要はほとんどないと個人的に思います。
なぜなら、そんな将来が今すぐ起きるわけでもないし、起こるかも分からないからです。
貯金の最も恐ろしいリスク
それより、貯金しているともっと危険なリスクがあります。
それはインフレによる日本円の価値の下落です。
これは気づかないうちに徐々に起こっています。
気づかないうちに病気が進行がしているみたいで嫌ですね。
インフレが徐々に起これば、気づかないうちに自分の資産が目減りしてしまいます。
インフレって何?
インフレとは通貨の価値が下がり物価が上がることです。
貯金していようがタンス預金していようがお金を眠らせていれば、このインフレリスクに太刀打ちできません。
そして、
2020年に流行し始めたコロナウイルスによって、景気や経済が衰退しないようにするため、世界各国が大規模な金融緩和を実行して多くのお金が世の中に出回り、想定以上にインフレが加速してしまいました。
インフレリスクから自分の資産を守るには
インフレから自分の資産を守る方法として資産運用(投資)があります。
インフレになると基本的に株価が上昇する傾向があります。(説明が長くなるので省略しますが、ぜひ自分で調べてみて下さい。マネーリテラシーが高まります)
資産運用(投資)は怖くない
世界経済は成長していく
世界経済は資本主義社会なので長期的に見れば右肩上がりに成長していきます。
ちゃんと経営がしっかりした会社の株を持っておけば長期的にはプラスになる可能性の方が高いです。
なぜなら、会社は利益を追求しながら新しいものやサービスを作って、それを売ってはどんどん利益を生み出し成長していきます。
また、人々は生活が豊かになるように一生懸命働くので世界全体を見れば国のGDPは上昇し経済は発展していきます。
強く主張したいのは、株価は「長期的に」上昇する可能性が高いということです。
日本経済は少し怪しい気がしますが、アメリカ経済はまだまだ伸びています。
良いと思った企業の株を買い、5年や10年保有し続けていて、ずっと損失を抱えたままというのはほぼないと思います。
投資に絶対はない
もちろん、短期的に株価が下がり損が出ることは多々あります。
しかし、この損は一時的なものとして受け入れて欲しいです。
あるいは、自分の分析が足りず、この株は今後上がる可能性がほぼないと思えば、その株を売って損切りして欲しいです。
余剰資金を利用して株などで資産運用をすれば、インフレリスクを防ぎながら、労働以外での収入を得ることができます。
オススメの資産運用
オススメの投資は「インデックス投資」です。
インデックス投資って何?って方も多いと思います。
インデックス投資については、また別の記事でまとめたいと思いますが、マネーリテラシーを高めれるので自分で調べてみて下さい。
特に、20代、30代の方は勇気を出して投資を始めてみて下さい。
投資をすれば、お金について真剣に考え、お金の情報や世界経済などが少しずつ気になるようになり、マネーリテラシーが高まっていき、人生が豊かになることは間違いないです。